【Shall we breakdown?】Vol.3
いろいろ他の記事のアイデアを練って、仕込んで、さらにまた練り直して…を繰り返してたらいつの間にか7月に…。
今月中に上半期ベストと、前から練っているとあるアーティストを語る記事をアップしたいと思ってます。(きっと出来る…多分…)
Lorna Shore - 「To the Hellfire」(2021年)
実力派だった先代ヴォーカルが非常にクソみたいな行為を行い昨年解雇されたのが記憶に新しいが、新ヴォーカルを迎えて再始動。シンフォニック・デスコアの真骨頂とでも言うべきサウンドはドラマチックであり破壊的。とにかくアウトロのブレイクダウンが頭おかしい(褒め言葉)。この新ヴォーカルのWill Ramos、人外すぎる。これ人間辞めてるでしょ。何がどうなってこういう声を出せるのだろうか…?
MUCC - 「Ms. Fear」(2014年)
メタルコアとオルタナティブ・ロックを組み合わせたかのような楽曲で、そこにMUCCお得意の歌謡メロディーが加わっている。ブレイクダウンは中盤にあり、曲のメインリフをベースにリズムや細かいフレーズの変化で展開を作っていて、シンプルだが非常にノれる。
Brand of Sacrifice - 「Eclipse」(2018年)
カナダのテクニカル・デスコア。暴虐的なサウンドに所々に入るアラビアンなサンプルや、不協和音が特徴的。こちらもアウトロにブレイクダウンがあるが、これがまた強烈。この短い曲全体がこのアウトロのためにあると言っても過言ではないくらい「Welcome to the new age」と一緒に叫びたくなる。
Graupel - 「Bereavement」 (2018年)
日本の次世代メタルコア。とにかくブレイクダウンがどれもテクニカルで、複雑なリズムパターンを速いテンポで繰り出しているのが特徴的。ドラマーの脚が心配になってくる。曲の疾走感をブレイクダウンが全く損ねていないのもポイントが高い。 テクニカルだが、楽曲が短いためスラッと聴けると思う。