#30DaySongChallenge - まとめて一気に(その1)
自粛期間が始まったあたりからツイッターでじわじわと流行っている#30DaySongChallenge。
30日間毎日特定のテーマに当てはまる曲を紹介するという趣旨の企画だ。もともとは英語圏のツイッターで流行っていたもので、↑の画像以外にもいくつかのパターンがあるが、個人的に一番違和感のない訳し方だと思ったものを選んでやってみた。
個人的には30日間も続けられる自信が無いのと、さっさと好きな曲をいっぱい紹介したい(30日間待てない)ので、まとめて一気にやろうと思います。あと、全然曲を絞れなかったので、"1日"につき2曲紹介します(笑)。
また、量がかなり多くなってしまうので3つの記事に分けてアップします。
*この"一気にやる"というアイデアは完全に"オトニッチ"の↓の記事をみてインスパイアされたものなので、ぜひそちらもチェックしてみてください!
Day 1 曲名に色の名前がついた好きな曲
X - Blue Blood
DIR EN GREY - RED SOIL
密教的でミステリアスな世界観、ヘヴィネスに絡むどこか浮遊感を感じるフレージング、そして京の唯一無二のヴォーカル。どれをとってもこのバンドにしか出せない個性の塊。特に中盤の発狂するようなスキャット・ヴォーカルのインパクトが凄まじい。
Day 2 曲名に数字が入っている好きな曲
閃靈 (CHTHONIC) - 鬼縛 (49 Theurgy Chains)
台湾が誇る最強のメタルバンド。ブラック・メタルに二胡の旋律が合わさり、アジア的な切なさ・哀愁を感じさせる。この曲は特に二胡が入ってくるタイミングが素晴らしく、一気に曲の雰囲気が変わる瞬間に鳥肌が立つ。↑のMVは英語版だが、やはりこのバンドは台湾語で歌っているバージョンのほうがかっこいい。
SUM 41 - 88
どこかダークなポップ・パンクだが、後半で完全にスラッシュ・メタルと化す怒涛の展開をみせる。スラッシュパートの疾走感がたまらないし、そのあとの余韻に浸るような切ないアウトロも良い。
Day 3 夏を思い出させる曲
ROACH - 我今此処に
このテーマに該当するROACHの曲はめちゃくちゃ多いので悩んだ。特にこの曲が収録されている1stアルバム『MIND OF THE SUN』は個人的に夏に聴くことが多い。切なさを感じさせる琉球的なメロディーと程よい疾走感が最高。
私立恵比寿中学 - 夏だぜジョニー
曲の陽気さ、MVのシュールさと可愛らしさ込みで好きな曲。曲調自体は50年代のアメリカを想起させるスイング的なもので、それが日本のアイドルと合わさり、非常に癖になる魅力を創り出している曲。
Day 4 忘れたい人を思い出させる曲
KOЯN - Clown
"忘れたい人"がどんな人物かは人によるだろうが、おそらく大半の人は元恋人を思い浮かべるのだと思う。個人的には、中学時代に自分をいじめていたカス共が"忘れたい人"だ。
この場合、曲そのものより、MVがテーマに当てはまる。ダークでヘヴィな曲調に、学校を舞台としたMVが合わさることで"学校"という場の闇を皮肉っているように感じられるので大好き。もちろん曲自体も非常にかっこよく、特にうねるようなグルーヴ感がたまらなく好き。
Slayer - Payback
これも大まかな理由は同じだが、こっちは完全に"忘れたいほど嫌いな人をボコボコにできたらスッキリするな〜"という妄想ができる曲。"ぶっ○してやる"という趣旨の歌詞を超ハイテンションでまくしたてるので、シンプルにストレス発散にもってこい。
Day 5 大音量で聴きたくなる曲
the GazettE - RAGE
このテーマに該当する曲が多すぎて困る。。。なのでとりあえず最近良く聴いているという理由で選んでみた。とにかくヘヴィな曲だが、リズム感がどんどん変わるし、登場するリフがどれもかっこよすぎる。RUKIのシャウトも強烈。
Bring Me The Horizon - Pray For Plagues
疾走するデスコアの名曲。リフもかっこいいし、オリバーの明らかに喉に悪いシャウトもブチギレてる。まさかこういう曲をやってたバンドが後に携帯のCMに起用される日が来るとは誰も思わなかっただろう。。。(それはそれで好きだけど)
Day 6 踊りたくなる曲
私立恵比寿中学 - 踊るロクデナシ
全体的に気だるい雰囲気が漂っていて、メンバーの歌唱もそれに上手く合わせている。ガッツリ踊りたくなるというよりはなんとなくリズムに合わせて体が動き出すという感じ。
BUCK-TICK - Baby, I want you.
2000年代以降のBUCK-TICKはちょくちょく非常に良質なダンス・ロック曲を繰り出してくるが、その中でも個人的に1番好きな曲。ノリノリな曲調ではあるが、櫻井敦司のヴォーカルのおかげでBUCK-TICKらしいダークさが保たれている。
Day 7 ドライブで聴きたい曲
AC/DC - Heatseeker
最初に聴いたときからずっと"これドライブ中に流したらめちゃくちゃ似合うだろうなぁ"って思ってる。この疾走感溢れる曲で晴れた日に海岸線を走ってみたい。まぁそんなこと言ってる私はペーパードライバーなんだが。。。
SUSHIBOYS - 高速道路
個人的にはSUSHIBOYSはよりコミカルな曲のほうが好みだが、シンプルにかっこいいし、ドライブに似合いそう。こっちはMVの世界観的にもそうだが、夜のドライブがしたくなる。
Day 8 ドラッグかお酒について書かれている曲
Mötley Crüe - Dr.Feelgood
このバンドのドラッグに関する逸話は数え切れないが、この曲はどちらかと言えば売人としての生活を皮肉っている内容となっている。
BUCK-TICK - キャンディ
先に言っておきたいのは、BUCK-TICKの曲で明確に"ドラッグに関して書かれた"と説明されているものはないこと。なので、このテーマで取り上げる理由はあくまで個人的な解釈からきている(ネットで検索すると他にも同じような解釈の人はいる)。
個人的には歌詞は完全に薬物でトリップしている状態を描いていると思う。それを異常にポップな曲調で歌っているのが面白い。ちなみに、他にもこのバンドで同様な解釈ができる曲が複数ある(「チョコレート」「Tight Rope」「ヒロイン」等)。
Day 9 幸せな気分になる曲
OUTRAGE - World Slow Down
スラッシュ・メタルを音楽性の主軸としているバンドだが、この曲は多幸感に溢れるロック・ソング。本編で体力を使い切り、汗だくでバテている状態のアンコールでこの曲に浸りたい。
私立恵比寿中学 - 感情電車
この曲、及びそれが収録されている『エビクラシー』というアルバムの背景を知ってしまうと、どうしても少ししんみりした気持ちで聴いてしまいそうになる。ただ、それを上回る楽曲自体の持つ多幸感と、メンバーの"感情"が込められた歌唱は、切なさだけでなく"温かさ"が感じられる。前へ進もうという気持ちになれる曲。
Day 10 悲しい気分になる曲
ムック (MUCC) - ママ
飼い主に殺処分に出されるというストーリーをペットの視点から描いている。ペットを飼っている、もしくは将来的に飼おうと思っている人はこの曲の歌詞を朗読してほしい。命の重さを深く理解せず、ろくな覚悟も無いまま"かわいいから"という安易な理由で動物を飼うのはやめましょう。
本当は何となく知ってたよ。
僕がいらなくなったんだよね?
BiS - hitoribochi
初代BiSの曲は基本的にどれもエモいのだが、この曲は特に悲しさやネガティブさに焦点を当てている歌詞。曲調もしっとりとしているため、グッサリと心に刺さる。どんなに売れてもこのエモさは今のWACK系のアイドルたちには出せないと思う。
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その1はここまで!
続きはその2へ!